山梨県上野原市(雨降山 標高1177m)
2014/12/23 交信数:183
年末の恒例である1エリア6mAMコンテストに参加のための移動運用です。
朝4時に自宅を出発し、6時に冬季閉鎖された林道のゲート前に到着です。
日の出前の黎明が綺麗です。
06:30、ゲート脇を通って5分ほど林道を登って行きます。
(朝はまだ暗かったので、下山してから撮影)
ここから登山道に入ります。
しばらく急登が続きます。
太陽が昇り始めると、薄暗かった植林帯の道にも朝日が差し込んできました。
尾根の中程に少し平らになった場所があるので、毎回、ここで一休みします。
最後は、右手の近道の急登を一気に登ります。
山頂のすぐ手前まで来ると、富士山方向の木が切り払われているところがありました。
7月に来たときにはなかったので、最近行われた様です。
綺麗に見えていたので、思わずパチリ。
8時頃、毎度の運用場所に到着。 一服してから、設営に掛かります。
先ずは、ポールを立てる場所とステーを張る大まかな位置を決め、アンテナを取り付けずにポールを仮に立てて、ペグを打ち込んでいきます。
更に、ポールの位置とステーの微調整をしておきます。
今年は、雪が無い代わりに、好天による放射冷却でしょうか、地面がカチカチに凍っていて、ペグを差し込むのに手間取りました。
地面の上で自作の5エレ八木を組み立てます。
今回の組み立て完了画像
昨年の組み立て完了画像
一旦ポールを縮めて、組み立てておいたアンテナを乗せ、
再度ポールを伸ばして完了です。
今年もちゃんと建ちました。
コンテスト開始1時間前には、セットアップ完了です。
左下のオレンジ色の袋は、エアキャップを詰めた「座布団」です。
長時間座りっぱなし、特に寒い時期の運用には欠かせません。
準備万端、と言いたいところですが、今回はバッテリーに不安を抱えています。
電源のニッケル水素充電池が、この秋ごろから、送信時の電圧降下が顕著になってきました。
気が付けば、使い始めてもうすぐ10年。
50回近く山岳移動で使ってきたので、寿命なのでしょう。
去年くらいからは、電圧をモニターしながら、送信電力を徐々に絞って運用していたのですが、今回は、初めから出力を絞り、3W(搬送波電力)程度で運用します。それでも、FT-857Mは、4Aも電流を食ってしまいます。
高出力のリグでこういう使い方をするのは効率が悪い様です。
0900頃にはコンテスト周波数にはほとんど出ている局が居ませんでしたが、0925にワッチしてみると、既に何局かは周波数確保運用を始めていましたので、私も比較的他の局と干渉が少なそうな50.570MHzで、運用を開始しました。
数局と交信した後、10:00からコンテストに突入です。
今回も、3時間同じ周波数でCQに徹して運用します。
初めの30分ほどは去年と同じ様なペースでQSOはできましたが、何となくパイルの厚みが無い感じ。
そのあとは、呼ばれるペースが落ちるのが、例年より早くなった気がします。
電源に不安はありましたが、何とか最後まで持ち堪えてくれました。
今年は、出力を絞っていたのが影響したのか、参加局が少なかったのか、去年より交信局数が大きく減りました。
スコアは、172局×2点×99マルチ= 34056点 でした。
交信頂いた皆さん、ありがとうございました。
DE JR1OBC TNX