埼玉県 入間郡越生町(関八州見晴台 標高701m) 2015/12/23 交信数:191

 恒例の1エリアAMコンテストですが、今年は、天気が芳しくありません。昼ごろからは雨という予報も出ています。
ここ何年も続けて運用している上野原市の雨降山は雨を避ける場所がないので、諦めることにしました。
車から運用するという方針にしつつ、念の為担ぎ上げの準備もして、朝4時半に自宅を出発しました。向かったのは、以前に車からの運用で1位を貰ったことのある埼玉県の堂平山方面です。
先ずは、7時前に堂平山の剣ヶ峰駐車場に到着。ここは、2002年に移動局部門で1位になった場所です。
しかし、先客がいました。前の晩から場所取りに来ていた模様で、アンテナをセットした状態で車内で仮眠中のご様子。どなたかは不明です。
 それではと、次に、15kmほど離れた奥武蔵グリーンラインの黒山展望台の駐車場に向かいました。
ここは、2001年に1位になった場所です。
ところが、こちらにも先客が。。。アンテナを2本立てて、JL1LOF山本さんが準備の真っ最中でした。
 皆さん、気合入ってます。良い運用ポイントは、早い者勝ちです。
仕方がないので、ご挨拶をして、第3候補地の関八州見晴台まで、3kmほど戻ることにしました。但し、こちらは歩く時間は短いですが担ぎ上げです。一応、山岳移動の準備もしておいて良かったです。東屋も在る様なので、多少の雨ならしのげそうです。
 関八州見晴台入口と書かれた場所に到着した時は、既に8時を回っていました。
登るのには大して時間は掛からない筈ですが、いつもの準備時間より遅れてしまっているのでちょっと焦ります。その駐車場に車を置き、急いで登り始めます。
 登り始めてから運用ポイントには15分ほどで到着しました。 ただ、登って来る途中に一旦車道を横切りました。そこ(運用場所まで5分くらい)にも車を停める場所があるのを見つけましたが後の祭り。まあ大した距離ではないので良しとします。 画像拡大可
 こちらには誰もいませんでした。やっとこさ、運用場所が確保できました。でも、いつ他のコンテスト参加者が来ないとも限らないので、急いでアンテナを設営しました。

 ポピュラーなハイキングエリアなので、天気が思わしくないとはいえ、一般のハイカーが来ることも考えて、控えめにアンテナを立てました。フルアップするとその分ステーを広く張らなければならないので、1段分低くして5mhです。約1m低くしたことがスコアにどれだけ影響しているか分かりませんが。 画像拡大可
 関八州見晴台で運用したのは初めてでしたが、文字通りロケの良いところでした。
晴れていればもっと景色が堪能できるでしょう。
 運用場所に到着したのが08:30でした。それからリグ、アンテナをセットして、09:35から50.570で周波数確保の運用を開始。8局とQSOすると10:00になり、そのままコンテストに入りました。今回もコンテスト中は同じ周波数でRUNに徹しました。
バッテリーに多少の不安を抱えているので、出力は絞り気味でした。その影響があったのかどうかは分かりませんが、3時間のコンテストが終わってみると、QSO数は、とりあえず180を越えました。紙ログなので、帰宅後にPCに入力してDUPEチェックをしないとスコアは分かりませんが、今回は前回より全体的にレベルが上がっていそうなので、入賞できるか微妙な感じでした。

 コンテスト終了直後に雨が降り出したので心配しましたが、霧雨程度だったので、撤収&下山(?)にはあまり影響はありませんでした。それに、東屋があったので安心でした。

 RUNばかりではマルチの伸びが頭打ちになりますね。スプリントコンテストですが奥が深いなと、改めて感じました。

 前回の2014年(ログ未着とのことで結果集計されていません)よりは少しマシですが、前々回よりはかなりスコアが落ちてしまいました。
準備不足の割には、3時間、十分楽しめました。
結果は、181局106マルチで、38372点でした。今回は、少し料金が高いですが、配達記録が残る日本郵便のレターパックでログを提出しました。
 このコンテストの結果発表にはいつも時間が掛かっていて、例年は8月くらいなのですが、今回はコンテストログ提出締切(1/23)の数日後に発表されていました。

 今回の成績は、1エリア内移動局部門の2位でした。1位の方とは随分と点差が開いていました。次回は改めて精進しなければ。


移動運用機材 リグ
アンテナ
電源
: FT−857M
: 5エレ八木
: ニッケル水素電池(9Ah+10Ahの2セット)


 
    DE JR1OBC  TNX