山梨県 笛吹市(御坂黒岳 標高 1793m) 2016/3/13 交信数:148

 青年海外協力隊創設50周年の記念局8J1JOCVの免許期限も今月末までとなり、最後の機会になるかも知れないので、山に上がって運用することにしました。
朝4時に自宅を出て、中央道を走り、河口湖ICで降りて、順調に河口湖大橋を渡り、登山口に向かいました。
富士河口湖町側(南側)から見た御坂山塊。 ガスが掛かっているし、まだ雪もありそうです。
ここから御坂山塊の下のトンネルを抜けて、黒岳の北側にある登山口に向かいます。


トンネルを抜けると、北側には厚い雲はありません。
雲は、富士山と御坂山塊の間に溜まっている様です。
林道の途中から見た黒岳(中央)

本日の車置場に到着。 山支度をして、7時に歩き始めました。

林道を100m程進むと、登山口のある枝林道のゲート。まだ冬季閉鎖中です。

ゲートを越えて10分ぐらいで、左手にすずらん峠経由の道の登り口があります。

すずらん峠に到着。 ここまで1時間以上かかってしまいました。

ここで、初投入のチェーンスパイクを付けます。
冬靴が壊れて(ソールが両方ともボロボロに剥がれて)しまったので、今日は夏靴です。
なのでアイゼンがちゃんと付けられないため、直前にチェーンスパイクなるものを買ってきました。無くても大丈夫そうですが、所々雪の下が凍結しているので、念のため装着しました。

すずらん峠から黒岳への稜線の登り。
雪の量は少ないですが、雪の上を歩くのは楽しいものです。
前日(土曜日)のものと思われる2人くらいトレースの上に未明の雪が乗った感じです。

9時過ぎに黒岳の山頂に到着。
結局2時間掛かってしまいました。積雪は5〜10cm程度です。

山頂の南側にある展望台からの富士山。
威風堂々というか、凄味のある冬富士の様相です。
河口湖は雲海の下に隠れています。
早朝の写真(1枚目)は、この雲を下から見上げたんだろうと思います。

一服してから、アンテナ設営に掛かりました。
今日は登ってくる人も少ないと見込んで、
真ん中の道標の柱にポールを縛り付けちゃいました。

 今回もいつもの5エレ八木を持って上がったのですが、雪もあるし、組み立てるのが面倒になってしまったので、ラジエターエレメントだけを6m長のポールの先に付けて、DPとして使いました。
多少SWRは悪くなりますが、問題はありませんでしたし、1エリア内の皆さんは問題なく強力に入っていました。アンテナを回さなくても、他のエリアの方からも、コールして頂ける点は楽ができました。

先ずは、個人コールで数局と交信して、SOTAのアクティベーターポイントを確保しました。因みに、SOTAナンバーは、JA/YN-031です。
その後、記念局のコールサイン8J1JOCV/1で10:45から運用を開始しました。季節的にどれくらい呼んで貰えるか心配でしたが、2時間半ほどの短時間の運用でしたが、150局近い皆さんと交信することができました。
局数は多くはありませんでしたが、2、3,7,9,0の各エリアの方々からもコールして頂けました。
バッテリーも、長時間の運用はできないと思って、1セットだけしか持って行きませんでしたが、丁度良かったみたいです。帰宅後に充電したところ、10Ahの容量のうち8割程度の消費だった様です。
天気は、曇り、時々薄日、時々小雪と変化しましたが、大きな崩れはなく、雪まみれの楽しい一日となりました。

撤収後、14:15に下山開始。 同じルートで車まで1時間ちょっとで到着しました。

記念局のQSLカードは、近日中にマネージャーのJR1EMO松井OMからBURO経由で一方的に発送される予定です。


移動運用機材 リグ
アンテナ
電源
: FT−857M
: ダイポール(6mh)
: ニッケル水素電池(10Ah*1セット)


 
    DE JR1OBC  TNX